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 俺の武勇伝を聞かせて同僚を驚かせる、そんなつもりだったのです。
酒の席で彼にメタボな俺だけど、知らない女性と会って関係を満喫しているって話をしてみたのです。
「その相手とはどうやって知り合うんだよ?」
やっぱり食いついてきたなと思って、ニンマリとした顔になってしまいました。
こいつも話を聞いたら、きっと驚くに違いないと思って俺の武勇伝を語り出していたのです。
「俺さ、LINE掲示板使うようになったんだけどさ、それで簡単に会うことができてセックス満喫できてんだよね」
メタボな親父でもセフレなんか簡単に作れるぞ、そんな意味合いを込めて話してみたのです。
すると、彼が突然「それって最初2万円とか要求してくるんじゃないか?」と言い出したのです。
まさしくその通りだったために、本当に驚いてしまったのでした。
なんでそんなこと彼が分るのか?もしかして同じことをやっているのか?と考えました。
「それでさぁ、ラブホにいっても30分ぐらいで終わっちゃわない?」
「あ、ああ…」
武勇伝を話て自慢するつもりが、逆に相手に押される形になってしまったのです。
「相手がほとんど反応しないんじゃないのか?」
「あ、ああ…」
なんだか立場が逆転してしまったような感じで、言葉がなかなか出てきませんでした。

なんで俺がやっているセックスをこいつがよく知っているんだ?やっぱり同じことやっているのかなと思ったのです。
しかし、次にでできた言葉には驚きを隠せませんでした。
「それさ、素人じゃなくて援デリだな」
「援デリ?」
彼はさも詳しそうな口ぶりで話を続けたのです。
「知らないか?無料のサービスというのは誰でも使うことができるじゃないか。
だから、業者というのが入り込んでくるんだよ。
業者が女を派遣している、だから相手は素人じゃないわけだ」
素人じゃない…業者…なにからなにまで驚くような話をされてしまったのでした。